※新型コロナウイルスの影響により、営業時間・定休日等が記載と異なる場合がございます。ご来店時は、事前に店舗へご確認をお願いします。
いしうすびきてうちそば ひふみの

石臼挽き手打そば ひふみ野

仙台市青葉区国見
★★★★★  4.18 (9人が採点)  そばの太さ :  細麺
そば 4.67 | つゆ 4.67 |サービス 3.89 | 雰囲気 4.11 | 周辺 3.56

和モダンな店で味わう格別な蕎麦

ひふみ野

ひふみ野 外観
玄関
入口
▲坂道に建つそば処「ひふみ野」。

ジャズが流れる心地よい店内

玄関横に植えられた竹は涼しげで、凛とした佇まいが和を感じさせる。
のれんをくぐり店に入ると、シックな色合いのテーブルが並び、シンプルながらもどこか大正ロマンを感じるモダンな雰囲気が漂う、大人の空間だ。店内はジャズが流れ、ゆっくりと時間が流れるような心地よさ。

カウンター席からは蕎麦打ち処や厨房が間近で見渡せるオープンなつくりになっている。 安心して蕎麦を愉しめるようにとのご主人の想いからだ。

ざるそば
▲石臼挽き蕎麦粉で打ったざるそば(850円)。

尽きることのない蕎麦談義

若い頃から蕎麦好きだったご主人は、東北・関東の店をよく食べ歩きしていた。 蕎麦の魅力にはまったのは20年程前、東京のとある老舗蕎麦屋で自分にとって最高の味に出逢った。それは今まで食べたどんな蕎麦よりも衝撃を受けたという。その時の感動が忘れられず、蕎麦職人になりたいという想いが芽生えていった。 その後、勤めていた会社の退職を機に今後の人生をじっくり考えた時、蕎麦の道へ進むことを決意。岩出山の蕎麦教室に通い蕎麦打ちのノウハウを習得、店作りも自分で出来る所は殆ど自分でやり、念願の蕎麦屋をオープンした。

「ひふみ野」の店名は、その場所に由来しているそうだ。店が建つ坂のふもとから国見峠に通じる旧道は、一の坂、二の坂、三の坂と呼ばれている。その頭文字、一二三(ひふみ)を取って、この店名が付いた。

休みの日には定期的に岩出山の修行先「もみじ野」に行き、親方手作りの有機無農薬野菜や「湧き水」を貰いながら、蕎麦談義に花を咲かせる。
話は尽きることなく、日々新たな発見があると、そば打ちの奥深さを語ってくれた。

ひふみ野メニュー

坂のふもとに建つ蕎麦処

仙山線の東北福祉大前駅を降りて徒歩1分ほど、国見ヶ丘方面へ向かうのぼり坂へ足を向けると、坂のふもとには手打ち蕎麦の幟が。幟に従い少し坂を登れば、黒壁が目を引く和モダンな店が建っている。

2013年9月にオープンした蕎麦処「ひふみ野」だ。

店内
カウンター席
小物
▲落ち着いた店内。席からは蕎麦打ち処や厨房が見渡せる。

試行錯誤した自慢の蕎麦

ひふみ野のそば粉は北海道産や群馬産など国産の石臼挽きそば粉を仕入れている。 自分が本当に良いと思ったものだけを仕入れ、一番良い時期と状態を見極め、そばを打つ。

どのメニューも人気だが、特におすすめなのは旬の野菜がたっぷり入った鴨南蛮ざる。鴨が苦手な人でも食べられるようにと、独特の癖や余計な油を無くし、試行錯誤したオリジナルの方法で旨みを出しているという。鴨肉がちょっと苦手な人にこそ味わって貰いたい自慢の逸品だ。
天ぷらや漬物に使う野菜は地元で採れた旬のもの。時には自分で足を運び、畑の土の状態や育ち具合を見て仕入れている。
「いい土で育った野菜は美味しい。季節ごとのおすすめをぜひ味わってほしい」とご主人。

鴨南蛮ざるそば
鴨南蛮汁
▲鴨南蛮ざるそば(1,400円)。鴨が苦手な人でも食べられるように試行錯誤した逸品。

何度も訪れたくなる店

「蕎麦屋になることが人生の夢でした。50歳を超えて夢が叶った今、おいしい蕎麦を作るために、常に熱い情熱を持って、志を高く、日々精進努力していく覚悟です。」
店に対する想いを語るご主人からは、その実直さと暖かさが伝わってきた。

一度足を運べば、二度、三度と行きたくなる様な魅力に溢れた「ひふみ野」。是非一度訪れてみてほしい店だ。

 
店主メッセージ
まだオープンしたてですが、何度も来てくれるお客様の声に励まされています。そんなお客様の期待に応えられるよう、おいしい蕎麦を作るために日々精進しております。
是非一度、足を運んでみてください。
ひふみ野 看板
 
店名
石臼挽き手打そば ひふみ野
電話
022-341-4115
住所
宮城県仙台市青葉区国見4-5-9
営業時間
11:00~15:00
※そばがなくなり次第終了いたします。
定休日
水曜(祝日の場合は翌日)
席数
20席
喫煙
不可
駐車場
7台
 
 
※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更されている場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
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[2016/08/26 更新]
 

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