てうちそばそうえもん

手打ちそば・宗右衛門

加美町(旧小野田町)
★★★★★  3.63 (6人が採点)  そばの太さ :  中太麺 細麺
そば 3.83 | つゆ 2.83 |サービス 3.17 | 雰囲気 4.00 | 周辺 4.33

薬莱山の麓で味わう、こだわりの「四たて」そば

宗右衛門の二八の手打ちそば

やくらい山の麓に佇む

国道347号線(中羽前街道)から薬莱山へ向かう道にそれ、鳴瀬川にかかる橋を渡ると道沿いの木立の中に「手打ちそば 宗右衛門」が現れる。

山中の凛とした空気の中に紫色の暖簾が揺れる姿が、なんとも涼しげだ。

宗右衛門の店内
▲ 18人までの座敷席の他、カウンター席が5席用意されている。
宗右衛門の盛皿そば
▲ 定番の「盛皿そば」。鰹ベースのつゆとの相性が抜群。

こだわりの水と「四たて」そば

店主がそば打ちで好んで使うのは、県立自然公園船形連峰の中心「船形山」の湧水。
「そばには水が命」と、自らわざわざ汲みに行き、かえしにも使用している。
この湧水を使うことによりかどの取れたかえしとなり、また、挽きたてのそばの香りが引き立つそう。
手間をかけた分だけ美味しいそばができるのだ。

宗右衛門ならではのこだわりはもう一つある。
開店前にそばを打ち、注文時に茹でるそば処がほとんどだが、宗右衛門では注文を受けてからそばを切るのだ。
一般的に旨いと云われる「挽きたて・打ち立て・茹でたて」の「三たて」に、「切り立て」を加えた「四たて」である。
茹でる直前に切ることで、より風味の良いそばになるそうだ。
のし棒に巻かれたそば生地を切るのを目の前で見ることができる。

宗右衛門のかも重そば
▲長ねぎたっぷりの「かも重そば」。
宗右衛門の店内に飾られた焼き物
宗右衛門の店内2
▲店内には焼き物のコレクションも。
宗右衛門の外観
▲「手打そば」の看板が目を引く。店の前と隣にある駐車場は10台まで入る。

趣味から技へ、打ち続けて20余年

暖簾をくぐると店主の元気な声が響き渡る。
店主の阿部さんは顎鬚をたくわえ、一見「がんこ親父」の風貌だが、笑顔の素敵なやさしい人柄だ。

元々は自営で商いをしていたそうだが、そば打ちの趣味が高じて店を開店するまでに至った。
40歳頃からそばを打って20年、平成12年に還暦の歳で開店と、バイタリティに富んだ店主なのだ。

そばを切る宗右衛門の店主
宗右衛門の中太そば
▲中太の二八そば。「四たて」にこだわり、注文を受けてから切ってくれる。

こし・のどごしの良い中太そば

宗右衛門のそばは石臼挽きの山形産そば粉を二八で打った中太そば。
ひとくち啜ればそばの香りが口いっぱいに広がる。店主のこだわりに頷く瞬間だ。

自家製のつゆは、やや濃い目でまろやかな鰹風味。中太そばを半分程つけて口に運ぶと丁度良い。

お薦めはかも重そばで、自慢のつけ汁に長ねぎが豪快に入っており、鴨肉やそばとの風味・食感のバランスが絶妙だ。

手打ちそば・宗右衛門 メニュー

温泉とそばを、ゆっくりと楽しむ

店内は奥の板間の座敷とカウンター。
座敷は6席のテーブルが3卓あり、大人数でも入れる広さである。
5席のカウンターではそばを切る店主の姿を見ることができ、待つ間も楽しい。

隠れ家風の店内は居心地がよく、のんびりくつろげる空間だ。

近隣には薬莱山が広がる。
「やくらい薬師の湯」や「やくらいガーデン」などリゾート施設があり、大自然を満喫できる。
温泉にゆっくりつかった後に食べる手打ちそばはまた格別であろう。

 
手打ちそば 宗右衛門・店主のメッセージ
香りの良い新鮮なそばをお出しします。
四季折々の薬莱山を楽しみながら、宗右衛門の「四たてそば」を是非ご賞味ください。
宗右衛門 店主
 
店名
手打ちそば 宗右衛門
電話
0229-67-5085
住所
宮城県加美郡加美町字鹿原坂下16-3
営業時間
11:00〜14:00(売り切れ次第終了)
定休日
木曜日、金曜日
席数
26席
喫煙
カウンターで可
駐車場
20台
 
 
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